緊急患者空輸を実施した場所は硫黄島からさらに800km離れた太平洋上
- sakaegakku
- 4月27日
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21日、午前9時30分に海上保安庁から漁船への急患輸送の要請があり、5分後の9時35分に「災害派遣のため部隊等に行動を命ずる場合に発する行動命令」、通称「行災命」が発令され、山口県の岩国航空基地に所在する海上自衛隊第31航空群第71航空隊からUS-2が急行、漁船近くに着水、機内からボートを出し、機上救護員を乗せて患者がいる船舶へと接近。船上で機上救護員が患者の状況を把握すると、担架で患者を運び出し、ボートによる移送を経てUS-2に収容、離水。漁業に従事されている方、国防に携わる方、感謝の一言です。
また、2007年秋には国後島側より地震専門家の派遣に係わる四島交流に同行している外務省職員を通じて、1歳11か月の男児が熱湯をかぶり重症の火傷を負ったが、同島で治療が出来ないので日本側に緊急に救援を求めたい旨の要請があり、翌日、根室に帰る四島交流の船舶に患者及び付添人(患者の母親と国後島の医師)を同乗させ市立根室病院にて初診と応急措置、重度の火傷のため対応できず防災ヘリで札幌医科大学附属高度救命救急センターへ移送、治療後に帰島したことを思い出しました。





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