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水道水のPFAS濃度 過去4年間に14か所で目標値超える 国が調査

  • sakaegakku
  • 2024年11月29日
  • 読了時間: 2分

有機フッ素化合物の「PFAS」のうち「PFOS」と「PFOA」の2つの物質は有害性が指摘されていて、国は「健康に悪影響が生じないと考えられる水準」として、2つの物質の合計を水道水1リットルあたり50ナノグラムとする暫定目標値を設定しています。

上水道と規模の小さな簡易水道などを運営する自治体や水道事業者3755か所のうち、2022年度には岡山県吉備中央町で暫定目標値の28倍にあたる1リットルあたり1400ナノグラム、2021年度には岐阜県各務原市で11倍にあたる550ナノグラムなど、昨年度までの4年間に14か所で目標値を超える値が検出されました。

いずれもその後、水源を切り替えるなどの対応がとられ、現在は目標値を下回っているということです。

今年度も一定程度、PFASが検出されたところがあり、例えば目標値の半分にあたる25ナノグラムを超えたところは30か所に上っています。


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              左「PFOS」 右「PFOA」


2020年度は検査を行った466か所のうち、暫定目標値の1リットルあたり50ナノグラムを超えたのは11か所で、


▼東京都の東京都水道局で64ナノグラム

▼神奈川県座間市で63ナノグラム

▼長野市で58ナノグラム

▼岐阜県各務原市で99ナノグラム

▼愛知県の北名古屋水道企業団で175ナノグラム

▼三重県桑名市で290ナノグラム

▼京都府精華町で63ナノグラム

▼大阪府の大阪広域水道企業団四條畷水道事業で73ナノグラム

▼兵庫県宝塚市で54ナノグラム

▼岡山県吉備中央町で800ナノグラム

▼沖縄県金武町で70ナノグラムでした。


2021年度は801か所のうち5か所で、

▼岐阜県各務原市で550ナノグラム

▼三重県桑名市で170ナノグラム

▼兵庫県西脇市で100ナノグラム

▼岡山県吉備中央町で1200ナノグラム

▼沖縄県金武町で59ナノグラムでした。


2022年度は869か所のうち4か所で、

▼群馬県渋川市で64ナノグラム

▼岐阜県各務原市で130ナノグラム

▼三重県桑名市で230ナノグラム

▼岡山県吉備中央町で1400ナノグラムでした。


2023年度は1325か所のうち3か所で、

▼岐阜県各務原市で65ナノグラム

▼京都府福知山市で75ナノグラム

▼岡山県吉備中央町で1100ナノグラムでした。


そして今年度は9月末までに検査を行った1745か所のうち、暫定目標値を超えた場所はありませんでした。

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