年金の受給前に死んでしまうとどうなる?
- sakaegakku
- 10 時間前
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ところで、年金の受給前に死んでしまうとどうなるか、知っていますか?
もらうことばかり気にして「死んでしまったら?」なんて気にもしていいない方がほとんどです。事前に知っておくことも大事です。
年金は2カ月に1回、偶数月の15日にその前月までの2カ月分の年金が支払われます。例えば6月1日に亡くなってしまったら、本来はもらえたはずの4~5月の分が支払われていない状態になってしまいます。この分は「未支給年金」として請求することで遺族が受け取ることができます。
もし、繰下げ期間中に亡くなってしまった場合は、5年分まで遡って未支給年金を受け取れます。
また、配偶者や子など家族の生計を維持していたら、遺族が「遺族年金」を受給できます。しかし、誰も養っていないと、生計を同じくしていた遺族に12万円から32万円の一時金が支払われて終わりです。
会社員の場合、社会保険料は勝手に引かれていくので、年金は老後の自分のために投資しているようなものです。55歳の人が年金をもらう前に亡くなったら、いくら損するかを考えてみましょうか。国民年金の保険料を1万6000円とすると、35年で支払った額は670万円。死亡一時金は32万円なので、630万円以上の大損をしていることになります。
以上のことを踏まえると、年金は長生きするほどおトクといえます。健康の秘訣は「ストレスを溜めない」「ご飯をしっかり食べる」「しっかり寝る」の3つ。結局これを守って健康を維持するのが、最も費用対効果の高い投資です。
世帯主が65歳以上の二人以上世帯の平均貯蓄額と中央値は、以下のとおりです。
・平均値 2509万円
・貯蓄保有世帯の中央値 1658万円
なお、貯蓄額が4000万円以上の世帯は20.0%を占めていることがわかります。
・100万円未満:8.1%
・100万円以上~200万円未満:3.6%
・200万円以上~300万円未満:3.1%
・300万円以上~400万円未満:3.6%
・400万円以上~500万円未満:3.3%
・500万円以上~600万円未満:3.3%
・600万円以上~700万円未満:2.9%
・700万円以上~800万円未満:2.8%
・800万円以上~900万円未満:3.3%
・900万円以上~1000万円未満:2.5%
・1000万円以上~1200万円未満:4.8%
・1200万円以上~1400万円未満:4.6%
・1400万円以上~1600万円未満:5.1%
・1600万円以上~1800万円未満:3.3%
・1800万円以上~2000万円未満:3.3%
・2000万円以上~2500万円未満:7.4%
・2500万円以上~3000万円未満:5.8%
・3000万円以上~4000万円未満:9.4%
・4000万円以上:20.0%
また、就業年齢も高齢化しているのも現実です。


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